(写真提供:ピットパート)
こんにちは、おおはしです!
JOKERSの2022シーズンが始まりました。 今年度もブログを通じてJOKERSの魅力を発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
マイブーム: 野鳥観察
さて、この時期にいちばん気になることと言えばメンバー募集です。
数年前に比べ、JOKERSのメンバーの数はすこし減っています。
これはやむをえない事情などでカードを返すメンバー(わたしたちは脱隊のことをこう言います)の数よりも、入隊者(出戻り含む)の数の方が少ないということになります。 実際、近年は練習に来てくださる見学者さんが減ってきているな、と。
わたしたちのマーチングは人数がすべてではないとは思いますが、やはり楽しいことはたくさんの人と共有したいものです。
たのしいこと
見学者さんが減ってきている大きな理由には、やはりここ数年の社会情勢があるのでしょう。 実際わたしたちのショーを見ていただく機会も減っていますし、来てくださる見学者さんに対してもJOKERSで設けた感染症対策のうえ見学体験をしていただいており、今までの体験とは少し違ったものとなっているといった事もあります。
しかし、メンバーの減少をそんなある種の不可抗力のせいにしていいものでしょうか?
より多くの人にJOKERSに興味を持ってもらい、たくさんの見学者さんに来ていただくためにも、わたしたちは自分自身とJOKERSのことについて、いま一度振り返る必要があると思います。
そんな話を練習へ行く車でしていたところ、乗り合わせたメンバーが
「わたしの高校の同級生もJOKERS大好きなんですけど、なんか雰囲気が怖いらしくて全然見学に来ないんですよね~」
ということを言い出しました。
怖い?
怖いかしら?
とにかく、外から見たときのわたしたちのイメージが怖いなら、見学に行くことをためらっちゃうのは仕方がないことですよね。
12年目のおおはしからすると、(昔はいざ知らず)JOKERSは別に怖くはないと思っているのですが、わたしたちに持たれているイメージを客観的に知るのはなかなか難しいことです。
わたしの初めての練習見学は高校を卒業してすぐの時でした。 吹奏楽部のレッスンの先生から「音楽を続けるなら、マーチングの一般団体なんていいんじゃない?」と言われ、「練習場所が家から一番近かった」という理由でJOKERSの見学を申し込んだのでした。
ホームページ等を見る限り、ガラの悪いおじさまの多い団体なのかなとグラサンかけてタバコを吸っているバナナのイメージキャラクターの時点で察し思っていたのですが、
いざ行ってみるとたくさんのベテランメンバーの人たちが話しかけてくれて、想像に反してアットホームな雰囲気のチームだなと思ったことを覚えています。
そんな経験があったので、わたしも見学者さんに対して気さくに接することを心がけています。
が、しかしヒゲメガネロン毛おじさんとなったいまでは、年の離れた見学者さんに話しかけるのはためらわれ、 先週の練習では同い年の見学者さんにすら話のネタが思い浮かばず、口を開けば「入隊してください」しか言わない壊れたロボットと化してしまいました。
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JOKERSに対して「怖そう」というイメージを持たれている方に対して、「そんなことないよ!」と言ってもあまり説得力はありませんが、実際のところ大半のメンバーはおおはしと同様に普段はニコニコ、もしくはヘラヘラしている人たちです。
ガードのストレッチに混ざるピットのおじさん(写真提供:ピットパート)
とはいえ限られた日曜日の練習時間のなかで良いショーを作り上げるためには、自分自身に集中してより良いパフォーマンスを出す努力が必要なわけでして。
本番会場でJOKERSを見かけたときに、とっつきにくい、怖いと感じる方がいらっしゃれば、それは愛想が悪いのではなく本番に向けて集中しているだけだと思っていただければ幸いです。
練習に真剣に向き合うのもJOKERSの楽しさ、休憩時間にみんなと笑い合うのもJOKERSの楽しさです(写真提供:ピットパート)
そういったわけでJOEKRSは決して怖い人たちの集まりではなく、マーチングをする楽しさも物事に真剣に向き合う楽しさも味わえる場だということを覚えて帰ってください。
なにもためらわず、みなさまの見学をお待ちしております! そして、少しでも楽しいと思って下さったなら今シーズン、一緒に楽しいことしましょう!
それではさようなら
入隊してください