こんにちは、おおはしです!
夏真っ盛りですね。
近頃おおはしも暑さ対策で、よく若い人たちが持っているミニ扇風機に手を出しました。
しかしそんな暑さに負けず、わたしたちJOKERSはただいま絶賛ショーづくり中です。
どんなショーなのかはまだお話しできませんが、見学に来ていただければじっくりと見ることができます。(見学来てね!)
さてわたしたちが毎年みんなで作っているショーですが、
JOKERSならではの要素として「演技をする」場面が多く出てきます。
いやそもそもマーチングは演奏・演技をするものじゃないか、というツッコミもあるかもしれませんが、ここでいう「演技」とは
悪の怪人が正義の味方に何度やられてもけなげに勝負を挑んでくるところだったり
ジョカイエローたちが待機のヒマな時間に決めポーズの練習をするところだったり
はたまたジョカレンジャーたちが じごくていこく ぐんだんの きち に潜入するところだったり
そういうことです。
JOKERSではショーの内容によって主人公や特定の配役(「アクター」と呼んでいます)があるほか、場面に応じて様々なメンバーが演技をすることでショーの世界観を作っています。
ちょっと前まで京都駅の中央改札前でめっちゃ見た光景だったり、
某ゲームのモンスターたちなんかもそうですね。
とはいえ、そういった演技を通してお客さんとコミュニケーションを取るのはそれ相応の技術がいるわけでして。
特にJOKERSに入隊したルーキーのメンバーにとっては、演奏やマーチングの技術とはまた違う関門となることも多いようです。
ショー中の演技をどうすればいいのか、10年くらい前に先輩がわたしに教えてくれたことを思い出します。
「演技をすることは、ただ指示された動作をするのではなく、そのショーの世界に生きるキャラクターになりきることなんや。
どんな名前で、どんな性格で、どんな仕事をしているのかまで考えて、
そいつがショーのできごとに対してどんな反応をするのか、を見せるのがパフォーマンスなんや(関西弁)」
今シーズンのショーづくりでも、わたしたちはコンテを組みながら「このシーンはこういう場面だから…」と各自演技について頭を悩ませています。
夏が過ぎればいよいよショーをお披露目する時期がやってきます。
ショーの世界を生きるわたしたち一人ひとりの演技にも注目して、今年もJOKERSのショーをお楽しみいただけたらと思います。
それではさようなら