こんにちは、オオハシです!
朝晩が涼しくなってきましたね。
楽器の積み降ろしの時に肌寒さを感じると、いよいよ本番の時期が近づいてきたなと感じます。
さてわたしたちJOKERSは、直近は10/2(日)の大阪府マーチングフェスティバル、その翌週10/9,10(日・月)にはマーチング・イン・オカヤマに出演します。
ここ数年は大会やイベント等へ出演することが少なくなっていましたので、わたしたちのショーを多くの方々にお届けできる機会を非常に楽しみにしています。
先週の練習おわり、数年前まで関東でお世話になったバッテリーの先輩から突然LINEが来ました。(無断で掲載します)
それ自体は他愛のない世間話だったのですが(けっきょく何の用事だったんだろう?)、そんな先輩もドラムコーを続けていらっしゃるそうで、今シーズンはどこかの本番でお会いできるんじゃないかなと思っています。
まぁ突然連絡してきて「なんや生きとったんか」は笑っちゃいますが、こんな趣味を長く続けていると同じようなことを思うものです。
マーチングの大会って競技会である以上は結果や順位を意識する場ではありますが、その一方で「マーチング」という同じ趣味を持った人たちが集まる場でもありますよね。
そんな場では、他団体で活躍する友人だけでなく、しゃべったことないけど見たことある!なんて人とすれ違っても
「おっ、あの人まだ続けてたんだ」とニヤッとしてしまうんですよね。
今回の大会への参加もいろいろな段取りがありますから、現地でだれかに会ったりおしゃべりしたりする機会がないかもしれませんが、お見掛けすることができたなら
「大変だけどまだまだ頑張っていこうぜ」と心のなかでエールを送っていきたいものです。(一方的)
ここ数年、わたしもどういう縁か部活のコンテスト向けのコンテを描いたり、地元のジュニアバンドのバッテリーの手順を教えたりする機会をいただいています。
こんなことを書くと「お前は他人のお世話をしている場合ちゃうやろ」と言うメンバーの声が出てくるかと思いますが(なぜならおおはしもそう思うからです)、
こういう経験から自分自身にもフィードバックできる多くの学びが得られるものでして。
特にこの夏は「見る人の心を動かす演奏・演技」について考えさせられる場面に出会いました。
部活といった学校生活が主体となる活動では、このご時世ということもあり、練習時間が想定以上に確保できず十分な精度まで仕上げることができないということがありました。
しかしながらメンバーそれぞれができることを精一杯しよう、うまくいかなくても挑戦しようという気概で挑んだパフォーマンスは、一糸乱れぬドリルや正確なピッチやリズムのコントロールでなくても見て聞く人の心を動かす演奏演技だったなと感じたのです。
主観的な意見ですが、人を楽しませたり心を動かしたりするパフォーマンスというのは、それを通じてなにかを成し遂げようとする意志やエネルギーを観客へ伝えることが最も大切なのではないかと思うわけです。
(もちろん一糸乱れぬドリルや正確なピッチやリズムのコントロールができるパフォーマーたちは往々にしてそれができているということでしょうけど。)
大人の団体であるわたしたちに当てはめてみれば、なんであれ現時点での100%出し切るということが重要だということでしょうか。
こなれてくるというか、合格点は超えているけれど、まぁこんなもんかというパフォーマンスは人の心を動かすことができないのではないのかなと考えているのです。
パフォーマンスについて、(これまた)10年ほど前に先輩がわたしに教えてくれたことを思い出しました。
「本番の日、おおはし以外が全員おなかが痛くなって本番に出られなくなったとしても、JOKERSとしてパフォーマンスをやりきらないといけないんや。
自分ひとりだけであってもお客さんから拍手をもらえるパフォーマンスをやりきることがショーマンシップなんや(関西弁)」
いよいよ始まる本番シーズンを、わたしたちは本当に楽しみにしています。
ヘンに浮足立つことなく、さりとてこなれることもなく、一つ一つの本番をかみしめていきたいなと思います。
それではさようなら
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