皆様、こんにちは。
ついに桜が咲いてしまいました。シーズンの後半に桜が開花するような経験はもう二度とないでしょう。
もう3月後半です。各地のホールでは中学や高校のマーチングバンド、吹奏楽部による定期演奏会が行われています。今年はできてよかったですね。センバツ甲子園もなんとか対策をしながら試合を続けているようです。
子供たちが今までの努力と気持ちをぶつけられる場所があって、本当に良かったと思う2021年の春です。
そして、我々も同じ。最後の大舞台、HCDが間近に迫っています。
ちょうど一年前、シーズンの開始が遅れ、全体練習再開も遅れ、夏にやっと皆で顔を見ながら始まったシーズン。思うように練習もできず、本番も中止や内容を変えての開催。
ルーキーにとっては本当に辛いシーズンだったと思います。今の楽しみも大切ですが、もっと楽しいことがJOKERSではあるんですよ。ツアーもそうだし、お客さんの鳴り止まない歓声(怒鳴り声も)と拍手が「降ってくる」という経験をして欲しかった。
是非、世界が落ち落ち着くまで待っていてほしい。一緒にJOKERSで多くの本番を経験しましょう。お客さんと一緒に笑いましょう。たくさんのショーを作りましょう。
そして、なにより今週末のHCD。
今まで我慢した分、見せつけてやろう。
聴かせてやろう。
今年我慢したこと、思い通りに行かなかったこと、全部パフォーマンスと客席から返ってくる拍手で葬り去ってやろう。
大変だった2020年度シーズン。
このシーズン最後の本番、メンバーはどのように過ごすのでしょうか。
いろんな道のりがあった。後悔しないよう。いつでもお客様の笑顔を求め。全てはShowのために。
ピット 山形
コロナで会うことも出来ず、ショーもお見せできる機会が無かった今年のジョーカーズ
HCDで存分に楽しんでもらいたいです
アルト くにこ
今年はHCDに来られる方にとっても大変な1年だったと思いますが、
HCDの日だけは、そんな事も忘れられるような(感染予防を怠るという意味ではありません)、楽しい本番にしたいです。
スネア 麻谷
今年も本番を全力で楽しみたくて、大変な環境下であっても練習に取り組んできました。今年の数少ない本番のラストも、全力で演奏演技を楽しんで、悔いなく終わらせたいです。
テナー 藤嶋
今年は中々できないことが多く不自由があったのはもちろんですが、その反面特に”人との繋がり“という点で気づきが大きかった、そんな一年でした。
あと、今年もいっぱいメンバーと話し笑い合って音楽を楽しんだことで、就活で無くした自尊心を取り戻せました。(笑)
HCD楽しんできます!
アルト 翔音
こんな世の中だからこそ、皆さんにHCDをとびっきり楽しんでもらいたい、そして、私たちも全力でHCDを楽しみたいと思っています。皆さんと一緒に素敵な時間が過ごせることを、心待ちにしております。
ガード かりこ
最後のショーがはじまる前。
メンバー皆、フロアの袖にいます。
マスクを外し、アナウンスが流れる。
ざわざわしていた客席が、静かになり目線がフロアに。
2020年度シーズンを、2020年という年をどう終わらせますか。
その時、どのような顔をしていますか。
笑っているでしょうか、泣いているでしょうか。
たぶん僕たちは、泣きながら笑っていそうです。
全てはビックパフォーマンスのために。
ラストの本番、おたのしみに。
Bugle Line
木村友譲