またこの季節が

2015年11月25日(水) PM6:06 | 練習日記


寒くなってきましたね。
ビューグルの私にとっては、楽器が冷たく辛い季節がやってまいりました。
平日の個人練習も楽器と身体を温めるところからはじめます。
でも結局、動いていると汗かくんですけどね。


あれだけうるさかった蝉はいなくなり、あれだけ青々としていた木々はもう紅葉し終わり落ち葉を振りまいています。
気がつけばもう11月も終わりです。


もう街はクリスマス一色です。

ついに、この季節がきましたね。
生まれて初めてこの季節を心待ちにしている気がする。
なぜでしょうか!
それは是非我々JOKERSのショーを生で見て確かめてください。





2015年度シーズンにおけるJOKERSの活動も、もうすでに四分の三が終わってしまいました。
毎週日曜日しかあえないメンバーとの時間がどれだけ大切か身に染みて感じます。

 去年はよく平日に集まって練習してくださっていたメンバーも、仕事や様々な事情で日曜日しかあえなくなったり。
当たり前だと思っているこの時間こそ大切にしないと。


今週の練習は月曜日が祝日ということで、2日連続でメンバーとリハーサルができる貴重な時間でした。

いい意味で日常を忘れられる、熱くて、楽しくて、やりこんだ時間。

リハーサル中に前で見てくださるメンバーも、フロアで演奏演技するメンバーも、ベテランも若手も、みな本気です。


我々がつくっているものは、瞬間芸術です。

しかし、見てくださった方の胸に焼きついて、響き続けると信じています。
実際私が客席でJOKERSを見ていたときの感動やいい意味でのショックはまだ鮮明に覚えています。

そんなshowをお披露目できる本番も残りわずかとなりました。

11月29日に、横浜は日産スタジアムにて
「DCJ  The 23rd All Japan Championships」が行われます。

2015年JOKERSのshow 「Lost his way」が見られるのもDCJを含め、あと3回です。

本番の情報も随時告知していきます。

見学もお待ちしております。
客席でJOKERSを見てくださった方々。次は見せる側になりませんか?
また違った魅力が見えてきます。もっと好きになりますよ。


では、29日、日産スタジアムでお会いしましょう。
ドラムコ-のドラムコ-によるドラムコ-のための本番。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


バリトンパート
木村 友譲

関西大会にて

2015年11月7日(土) AM8:46 | 本番

前記事に、こう書いてあります。

「…あくまで「リハーサル」である日曜日には,実はいくら努力をしても絶対に完璧なショウは完成しません。なぜなら,そこには大事な大事な最後のメンバーが欠けているからです。
「The last piece」ーそれは,他の誰でもない観客の皆さん。」

この言葉を思い起こさせる、お客様との素敵な「出会い」(「再会」という言葉の方が、より適切かもしれません)が関西大会の当日にありました。
会場を見学してから練習に戻る際、ひとりのご婦人が私たちに声をかけてくださいました。

「わたしのこと、おぼえてる!?」

−「もちろんです!」
8月27日に出演した「枚方まつり」に遊びにいらっしゃった女性でした。
その方は、Jokersはもちろん、マーチングをご覧になったことすら初めてとのことでしたが、私たちのパレードに興味を持たれて、演奏終了後、声をかけてくださったのです。
加えて、関西大会のことをお話すると、「わかった!行くわ」とおっしゃいました。

そして当日。本当に来てくださったことに、メンバーは大興奮。
本番を前にして大いに励まされました。

「お客様に喜んでもらいたい」

それはメンバー全員が共有する願いです。
しかし、実のところ、喜びが大きいのは、このように暖かいお客様に出会えたわれわれの方ではないか、と思います。
いただいた声援のおかげで、Jokersは来る12月20日の第43回マーチングバンド全国大会への切符を手にすることができました。
与えられた機会をしっかりと享受し、より大きな喜びを
お客様と共有するために、Jokersは歩き続けます。

最後になりましたが、当日応援に来てくださった家族、友人、そして、名前も存じ上げませんが、暖かく素晴らしい観客の皆様。
勇気、元気、感動を、ありがとうございました。



 

 

 

 

 

 

番外編 / A day with Jokers 〜関西大会編〜

11月3日ー快晴。第37回マーチングバンド関西大会当日。
ここ数日の寒さは影を潜め、じんわり汗ばむようなカンカン照りです。
わたしたちJokersは、「舞洲アリーナ」改め「府民共済スーパーアリーナ」に集合しました。
トラックに積んだ楽器・小道具類を下ろし、組み立てます。

 

 



そのあと、いつもの練習のように、
朝のストレッチ、ベーシックに取り組みます。

 



 

実際に動いて確認するスペースがないので、音楽の部分を集中的に確認します。

こまかく、厳密に、正確に、何度も…
このこだわりこそ、お客様にアピールしたい部分です。



 

 

みんな大好きなお昼ご飯。
こころなしか、リラックスした表情のなかにも緊張の色が見えます。
我らが隊長は悠然とサンドイッチを頬張っていらっしゃいます。(テーブルはショウのために作った小道具です。)



衣装に着替え、最終リハーサル。
ストレッチは入念に。

すべての準備が終わったら、集まって心を整えます。
最後に雄叫びをあげます。
「お願いしまァーーーーす!!!!!」

 



黄色いジャケットに身を包み、いざ、本番。
リハーサル室に入ってからはあっという間です。
ショウはたったの8分間。
汗だくで、フィールドを後にするジョーカーたち。
その表情は満足げだったり、どこか悔しそうだったり。
見据える先は、もう、次の本番です。



…おっと、季節外れの男が写り込んでいますね。
道に迷った彼が次に向かうのは、

Drum Corps Japan-The 23rd All Japan Championships
11月29日@日産スタジアム

第43回マーチングバンド全国大会(←New!!
12月20日@さいたまスーパーアリーナ

でございます。

関東で再びお目にかかるのを楽しみにしております!

 

Baritone/徳永 惇士

The last piece

2015年11月1日(日) PM11:24 | 練習日記

先月に行われたマーチングインオカヤマより三週間ほど。

息つく間もなく,JOKERSのショウを披露するもう一つの機会がやってきました。

いよいよ明後日113日は関西大会です!

 

 

 

たった8分半のための膨大な練習。

音の形を合わせ,質を揃え,その大小を共有する。

フラッグの方向だけでなく,指先に至るまで同じ動きをする。

足の運び,楽器の操作の乱れを無くす。

今年のショウも,練習を重ねてだんだんと熟成してまいりました。

 

 

 

さて,マーチングの練習時に使う言葉に「ドレスライン」というものがあります。

これは,ドリルデザイナーより要求された形を,自分たちが正しく表現できているかを確認する手段の一つです。

一人だけラインからはみ出ていないか,隣同士の距離は適切かを,何百もの動きの一つ一つについて確認していきます。

マーチングでは,単に自分がその場所に着けば良いということはありません。

楽器を演奏しつつ,手具を振り回しながら,観客に目を向ける。

その上で自分の着くべき位置を目指すのです。

 

 

 

我々は,あらかじめプログラムされた機械ではありません。

ですから,全員が完璧に決められた位置にきちんと着けるわけではないのです。

しかし,我々は共に歩く友を頼りに,その理想と現実のギャップを縮めていきます。

そして,観客の皆さんに“完璧”なショウを披露しようと努力をします。

 



 

たどり着けないかもしれない。

でも,たどり着けないかもしれないからといって,我々が練習をしない理由には決してならない。

JOKERSは,大の大人(と少しの高校生)が集まって,そんな綺麗ごとを毎週言い続けている場所です。

そして,JOKERSはドラムコーの本当の価値がそこにあると考えているのです。

 

 

 

しかし,あくまで「リハーサル」である日曜日には,実はいくら努力をしても絶対に完璧なショウは完成しません。

なぜなら,そこには大事な大事な最後のメンバーが欠けているからです。

 

The last piece

 

それは,他の誰でもない観客の皆さん。

 

 

 

どうぞ,声をかけてください。

どうぞ,泣いてください。

どうぞ,笑ってください。

どうぞ,楽しんでください。

 



 

そんな皆さんの存在によって,2015JOKERSのショウは完成するのですから。

世界でたった一つ,113日にしか披露できないショウが生まれるのですから。

 



 

1131629分,舞洲の地にて。

未だ見ぬたくさんの観客の皆さんと共に。

On the floor!!

 

Contrabass 山本昌範